
こんにちは。ボランティア研究員です。
4月11日、子どもの教育に関心のある
市民の皆さんにお集まりいただき 、
いざき義治流山市長とのワイワイ意見交換会を開催しました。
定員15名のところ約25名にご参加いただき、
熱気のあるワークショップと闊達な意見交換ができました。
第一部のワークショップのテーマは、
こどもの主体性を育てるために
学校施設を利用してやってみたいこと。
近藤のチャレンジ項目の1つに
コミュニティ・スクール(学校と保護者や地域がともに知恵を出し合い、学校運営に意見を反映させ「地域とともにある学校づくり」を進める仕組み)がありますが、
このアイディアワークショップはその政策実験(保護者・市長がワイガヤで知恵を出し合う)だそう。
唯一現役小学生だった女の子(3年生)からは
「学校全部で逃走中」などと楽しいアイデアが出たり、
職業の選択肢をできる限り広げられるような機会をつくりたい、
地域のママのための小学生と
地域のおばあちゃんによる赤ちゃん相談室などなど、、
アイデアは尽きぬ中、
「主体性」というからには
親が決めることではなくできるだけ
自分たちで企画して進めるための場が
あればいいのでは、という気づきもありました。
ポジティブなアイディアが沢山でてきて、
こんな学校協議会(コミュニティ・スクールを支える会議体)が出来ればいいなと思いました。
市長もプレゼンをご覧になり、質問をされたり、その場で出た疑問に答えてくださいました。さすが!
第二部の意見交換会では、ワイワイQAタイム!
英語教育について、
おおたかの森の急激な人口増加に伴う
学校の問題についてなどの悩みや疑問があげられ、
市長が現状のシェアと考えられる解決策について回答し、
白熱した議論となりました。
質問は教育の枠を越え、
新興住宅地での町内会の運営の難しさや、
町内会のあり方と若い世代の生活との乖離など、
現在の流山ならではの内容にも及びました。
今回のワークショップには前段があり、
なんと3年も前に尾崎所長と近藤研究員は
同様のワークショップを実施していたのです。
そこで「こどもの主体性を伸ばしたい」
という意見が多かったのを受け、
「主体性開発プログラム」というリーダーシップ育成事業を
長崎小学校でのパイロット導入の段階に
こぎつけているそうです。
手前味噌ですが尾崎さんと近藤さんえらい!www
話し合いの中で浮かび上がったのは、
個人の悩みや要望が散在しているだけでどこにも伝わらず、
何も解決しない現状。
ある程度の人数の意見をまとめてくれれば、
市の方でも対応ができることも多い、
と市長が話すと
今日のようなワークショップは、多様な意見を出し合いながら
前向きな提案を行える有効な手段。
このような取り組みを始めとして、試行錯誤しながら
断絶されてつながらない人、世代、地域をつなぐ枠組みを作って行きたい
と近藤研究員。
こんな風に一人一人の声がみんなの声として認識され、
集めた税金がより有効に使われることが目に見えたら、
政治ってすごくおもしろい!
市長と近藤さん、すてきなコンビネーションだなと思いました。
LEAVE A REPLY