研究員の近藤です。
千葉市で政治活動を始めた、4人のお子さん(中学3年生、小学6年生、小学3年生、年長さん)をもつママさん、渡辺忍さんにお会いしてきました。
学童に入れなくなる4年生以上の共働きの子どもは、
お昼、お家で一人でお弁当を食べていたり、
お金を渡されて子ども達だけでショッピングモールにいることもある。
渡辺さんは、この現状を目の当たりにして、
4,5年生19人が昼食を挟んで4時間を室内や公園で一緒に過ごせる
16日間の自主保育「ランチルーム」、
つまり、学童に入れない4年生以降の夏休みを親が共同で乗り切る仕組みをつくり、
運営されていたとのこと。
活動が活発になる4年生以降は、
学童に入れなければ働いている親なら12時間以上
子どもを一人にする可能性があります。
でも高学年にれば、一日学童から出られないというのも窮屈と
感じる子どももいるでしょう。
子どもの自由を尊重しながら、大人の見守りの目がある。
お友達と過ごせる居場所をつくってあげる。
これを当時、三井物産株式会社で働きながら実施されていたとのこと。
信じられません。
その他、学童保育利用者全員に満足度調査を実施、
当初、定時が17時半であった学童保育の終了時間を
延長してほしいという声が多かったことから、
その声を行政にあげ実現に寄与したとのこと。
ものすごくパワフルなママさんでした。
児童福祉法の改訂で学童保育の対象は6年生まで引き上げられますが、
流山において高学年の受け入れが整備されるかは明らかではありません。
子どもの安心して過ごせる場所を整備して増やしていきたいです。
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