2月18日 川村めぐみ先生のご協力を得、
「課題集中校の現場から、幼児期~小学生時に必要な 教育について考える」
勉強会を開催しました。
告知内容は「こちら」。
以下抜粋になりますが、ご紹介いたします。
<教育困難(課題)校の現場から>
講師の方は、教育困難(課題)校に20年務めた方。
教育課題校とは、このような課題を持つ学校のこと(下記)。
・非行、校内暴力あり
・教師の負担大
・貧困家庭
・学力が低い
・授業態度の悪さ(遅刻、欠席、私語、忘れ物、居眠りなど) 等
こういった学校に通う子ども達は、
家庭に問題を抱えていたり、
希望の高校に受からず挫折を経験するなど、
自己肯定感が低い傾向にある。
最初は、授業を成り立たせるため、
禁止事項を増やし子どもたちを管理したが
ある時から
「子どもを責めても何も変わらない」と気付き、
授業を参加型に変え、適切な声がけを行なうことにより、
居眠りや暴れる子も、主体的に参加するようになった。
子ども達に必要なのは
「自らが気づく経験、成功体験、自己肯定感」。
彼らが幼少時、家庭以外で
それを育むことが出来る環境があったら
もう少し違った人生になったかもしれない。
<現在の学校・地域について>
自然環境が減少し、核家族増加、
地域と関わる機会が減り
(多様な人との関わりの機会が減り)
「体験・実感」の機会が減っている。
知識をただ詰め込むのではなく、
得た知識を自分でどうしていくか
それには、体験の学びが必要だ。
地域の力が必要で、
コミュニティ・スクールが鍵を握っている
等、
ここには書き切れないほど
ご自身の体験や
海外視察で得た知見などを交えながら、
有意義なお話を伺いました。
中でも、ベルギーの事例には驚愕。
ベルギーでは1週間の時間割を自分達で決め、
自分で学ぶ。
教科書をベースにすすめてもよいし、
ディスカッションをしてもよい。
お友達に聞いてもいいし、
必要であれば、他の部屋に行っても良い。
日本の1対多の一方向の授業スタイルとは全く異なる。
テストは○☓ではなく、記述や口頭。
自分の意見や主張を述べることが主。
違うことをよしとされるとのこと。
グローバル人材とはどういうことなのか
考えさせられた。
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以上、ほんの一部ですが共有させていただきました。
mama’s選挙ラボでは、今後もこのような学びの場を提供していきたいと思います。
ご興味がある方は、是非mama’s選挙ラボまで^^
研究員の近藤です。
報告が遅くなりましたが、2月9日は「福祉と住宅政策における北欧スウェーデンと日本の比較」というセミナーに参加してきました。
(イベントの詳細はhttps://www.facebook.com/events/1551058735135691/)
スウェーデンと日本では、
税金による財源が桁違いに違うので
安易に比較は出来ないのですが、
スウェーデンでは、高齢者福祉のみならず、
障害者、難病患者、
さらには終末期を在宅で迎える人などを排除すること無く、
自分らしく生き続けられる仕組みが整備されています。
しかし、最初からこのような仕組みがあったわけではなく、
少子高齢化に直面し、
ノーマライゼーションという理念のもと
福祉政策が合意形成され、今のスウェーデンがあります。
それ自体、とても素晴らしいとは思いますが、
それよりも、よくもまぁ合意形成が出来たなぁというのが率直な感想
会場からもそのような質問が出ていました。
「どうしてこのような合意形成できるのか」
スウェーデンでは、
政治家が小学校に政策を話に来るほど
身近な存在。
そして、小学生は選挙が大好きなんだそう。
そういった素地があるからなのか、
18歳から29歳の投票率は79%。
(出処:http://www.huffingtonpost.jp/t…/swedish-youth_b_6345336.html)
日本の20代の投票率の37%(20代の投票率 衆議院選H.24)とだいぶ格差があります。
日本の高校生がなりたくない職業No2が政治家である日本とは大違いです。
(出処:社団法人全国高等学校 PTA連合会 株式会社リクルート合同調査(2009))
スウェーデン。
これだけ若い人の関心が高ければ、
社会の課題に対し、どんどん取り組んで
前に進むことが出来るだろう。
日本は2025年、団塊の世代が75歳以上になり、超高齢化社会が急速にやってくる(4人に1人が75歳以上)。
これまでの社会保障のシステムでは
全てを支えることが
どう考えても難しそう。
では、どのような未来を作っていくのか、
そのために何をすればいいのか、
そのために、捨てるものも決めなくてはならない。
給料が年間で20%も上がった時代とは違う。
スウェーデンも少子高齢化の問題があって、
自分たちの社会において「あるべき」を決めてきた。
スウェーデンは羨ましいけど、
隣の芝生は青く見えがちだし、
単に真似ればいいってもんじゃない。
日本は日本、自分たちで考えないとね。
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報告が遅くなりました。
保育園は、就労などの止むを得ない事情がある場合、
保護者に代わって保育をする施設であるため、
政治活動中、娘たちを保育園に預けて良いか、
質問をしておりました(詳細は「こちら」)。
2週間ほどかかりましたが、2月12日に流山市の保育課から、
「政治活動中、本人は勿論、手伝って頂ける方も、常識的な範囲であれば保育(保育園・学童)の対象として認められる」
との回答を頂きました!パチパチパチパチ!
流山の保育入所基準「こちら」には、
政治活動という項目はございませんが
「その他保育に欠ける特別な理由があるとき」
という枠で認められました。
特段、申請の必要もないそうです。
流山は子どもが増え、職場復帰を控えた親御さん達は、
お子さんが保育園に入れるかどうか、戦々恐々としています。
兄弟が別々の保育園に入らざるを得なかったり、
希望の保育園に入れない方もいらっしゃる中で、
私達が公式回答を得ないまま、政治活動に従事するなら、
それはフェアでないと考えていました。
子育て中のママだからこそ、困ったことなのかもしれません。
小さな一歩に見えるでしょうが、私達にとっては大きな前進。
子育て中のママだって、堂々と政治活動できる。
子ども達を連れ回したり、負担をかけること無く、堂々と出来るんですから。
政治活動を考えていらっしゃるママたち、
是非、ご自分の自治体にもお問い合わせ下さいませ。
難航したら、流山の事例をご紹介下さい^^
これから精力的に活動していきますので、どうぞ声をかけてくださいねー。
(2,3人からの)ホームミーティング(ミニ集会)も絶賛募集中です「こちら」。
最後に、
流山市の保育課の職員の方、
保育園や学童の手続き等、お忙しい年度末に、
ご対応頂きましたこと、
(目を赤くしていらしたので、激務が想像出来ます)
この場をお借りして御礼申し上げます。
本当にありがとうございました。
感謝!
研究員の近藤です。
千葉市で政治活動を始めた、4人のお子さん(中学3年生、小学6年生、小学3年生、年長さん)をもつママさん、渡辺忍さんにお会いしてきました。
学童に入れなくなる4年生以上の共働きの子どもは、
お昼、お家で一人でお弁当を食べていたり、
お金を渡されて子ども達だけでショッピングモールにいることもある。
渡辺さんは、この現状を目の当たりにして、
4,5年生19人が昼食を挟んで4時間を室内や公園で一緒に過ごせる
16日間の自主保育「ランチルーム」、
つまり、学童に入れない4年生以降の夏休みを親が共同で乗り切る仕組みをつくり、
運営されていたとのこと。
活動が活発になる4年生以降は、
学童に入れなければ働いている親なら12時間以上
子どもを一人にする可能性があります。
でも高学年にれば、一日学童から出られないというのも窮屈と
感じる子どももいるでしょう。
子どもの自由を尊重しながら、大人の見守りの目がある。
お友達と過ごせる居場所をつくってあげる。
これを当時、三井物産株式会社で働きながら実施されていたとのこと。
信じられません。
その他、学童保育利用者全員に満足度調査を実施、
当初、定時が17時半であった学童保育の終了時間を
延長してほしいという声が多かったことから、
その声を行政にあげ実現に寄与したとのこと。
ものすごくパワフルなママさんでした。
児童福祉法の改訂で学童保育の対象は6年生まで引き上げられますが、
流山において高学年の受け入れが整備されるかは明らかではありません。
子どもの安心して過ごせる場所を整備して増やしていきたいです。
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研究員の近藤です。
政治活動中に娘たちを保育園に預けてもよいのか、正式回答が遅れています。「こちら」の件です。
仕事と育児、早朝、深夜、ランチタイムの政治活動にもヘロヘロになり、これは続かないと思いました。
女手一人で私と弟を育て、介護を経験し、3年前退職。
「やっと自分の好きなことが出来るようになった」と言っていたので、迷惑は絶対にかけたくないと思っていたのですが、頼る所はここしかなく・・・
も・申し訳ない気持ち一杯で、土下座でお願い!!
結果は、
昔から、私のチャレンジを精いっぱい応援してくれるひと。
政治に関わることを以前から相談してはいたのですが
「いつ手伝いの依頼が来るんだ?遅いわね」
と思っていたとのこと。
母はすでに友人何人かに話、ご友人の方から、御札まで頂いておりました。
勝負の神様、鹿島神宮の御札。
びっくり。。。
強力な助っ人、流山上陸です。
]]>育休後コンサルタントの山口理栄氏から応援メッセージを頂きました。
「美保さんにはいつも元気をもらってばかり。応援してます!」
山口理栄さんは、優秀な人材が育休後、能力を十分に活かしきれていないという問題に対峙するため、育休を取得する側・管理する側双方の視点を持つコンサルタントとして、働きたい女性に寄り添う活動をされています。
働きたい女性のニーズも多様である以上、自分の経験や知識にとどまらず、専門に活動されている方々に情報を頂き、勉強することも重要と考えています。山口理栄氏はその1人です。
山口さん、ありがとうございます。がんばります。
政治活動とは、主義主張をたて、それが支持されるかどうかをはかり、賛同頂いた方に仲間になって頂いたりするなどして、ムーブメントを起こしていく活動だと思いますが、してはいけないことも多くあります。
これは資金力のある、無しに関わらず、公平に活動できるように決められたという背景があるようです。私達としては違反して捕まりたくないため、マニュアル本を購入し勉強しています。
購入したマニュアル本については後日公開いたします。
こんにちは、研究員の近藤です。
千葉県選挙管理委員に確認したところ、政治活動を団体(2名以上)で行なうためには政治団体登録が必要とのことで、千葉県庁に登録に行ってきました。
政治団体とは、下記のいずれかに該当する団体のこと(出展:千葉県選挙管理委員会)。
ちょっと難しいですね、こんなイメージでしょうか(↓)。
政治団体に登録すると、収入(寄付)は郵便(銀行)口座経由のみ、1年間の収支を詳細に報告させられます。
政治活動を行い、つまり仲間が多くなれば多くなるほど声も大きくなり、社会が変えられる可能性があるため、(例えば資金力のある人が賄賂などして、人々の意志を買収したりしないよう)団体登録をさせ所在を明確にし、1事業年度(1年間)の収支を公開させているのかな、と推測します。
届け出書類は3つ。千葉県選挙管理委員会の方が丁寧に教えてくださったので、あまり難しくありませんでした。
これで無事、正々堂々と政治活動が出来るようになります。
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